「白猫」／トジツキハジメ

★★★☆☆

＜紹介文より＞
警戒心の強い、ネコみたいなあの子。
ゴーインに触ってはいつも逃げられる。
でも、気づくとそばにいる。
「あんたが好きだよ」なんて言われたら、気持ちいいコトしてあげたくなるじゃない。
キュートHたっぷり描き下ろしも加えた待望の初コミックス！

＜独り言＞
まぁ臆面もなく、男同士で好きだナンダ言っていちゃついてる短編集ですた。
何も考えずさらっとBL読みたい時にはいいのかな。
この作家さんの空気感とか好きなので星3。

「FLESH&BLOOD」(2)／松岡なつき

★★★★☆

＜関連レビュー＞
「FLESH&BLOOD」1／松岡なつき

＜紹介文より＞
イングランド海賊の船長ジェフリーと、初めての航海に出た海斗。
けれど、途中で嵐に見舞われ、敵国フランスの港に上陸する。
そこで偶然再会したのは、なんと黒衣のスペイン貴族ビセンテ。
未来が読める預言者として、海斗の奪取を狙うジェフリーの仇敵だった!!
「命にかえても、おまえは俺が守る!!」
祖国への愛と海斗を賭け、ジェフリーは激しく剣の火花を散らすが…!?

＜独り言＞
2巻です。
平和な現代から、不便で危険な1500年代に放り出されながらも
手探りで自分の立ち位置を模索している海斗の
一生懸命な姿が可愛い。
懸命な姿というのは心惹かれるもんですね。
(自分にはないな…と己を省みつつつぶやいてみる。)

「あなたの隣に座らせて」／蓮川愛

★★★☆☆

＜関連記事＞
「恋愛操作(コントロール)」(1)／蓮川愛
「恋愛操作(コントロール)」(2)／蓮川愛

＜紹介文より＞
一目惚れした椅子が手に入らず、
ヤケになって悪酔いした亜澄を介抱した男はナント
例の椅子を手がけた本人・鷹宮信仁で～!?
大人の色気で迫る信仁と、子犬のような可愛さで魅了する亜澄との恋の行方は…!?
「恋愛操作」の原点、遂に新装版で登場。

＜独り言＞
亜澄くん…確かに10代の少年ぽくて
元気で擦れてなくてかわいいんだけど…。
やっぱり蓮川さんの描く大人キャラの方が好きだなぁ。
目で殺す、くらいの。
そしてこの作品で「恋愛操作(コントロール)」の山代さんが登場してくるわけですが…
若い子にムキになってる山代さんｶﾜﾕｽ。

「まるで初めての恋みたいに」／ユキムラ

★★★☆☆

＜紹介文より＞
上がり症の金庫セールスマン・河野は訪問販売先で怖い顔をした建築家・伊藤に出会う。
「体を使ってでも契約を取れ」と社長に命令され、契約成立までは帰れない河野。
そんな河野に伊藤は「契約を結ぶ代わりに…」と言い出して―!?
強面乙女系建築家×貞操大ピンチな金庫セールスマンの男ざかりピュアラブ！
表題作ほか、敏腕編集者×フリーカメラマン『吐息を消して、雨音で』と
熱血課長×純情部下のオフィスラブコメ『すべてをあなたに』の2作品を同時収録！

＜独り言＞
店頭のPOPに「オクテ」と書かれていたので
その一言で購入を決めました。
他に事前情報皆無。
誰がオクテなのかすら見ませんでした(アホか私)。
攻がオクテなのか受がオクテなのか…ドキドキ。

「愛される貴族の花嫁」／遠野春日

★☆☆☆☆

＜紹介文より＞
「わたしさえ黙っていれば、誰もきみと妹が入れ替わっていることなど気づくまい」
双子の妹である桃子の死が確認された日、
一葉は妹の婚約者である滋野井伯爵家の跡継ぎ・奏から、
身代わり結婚を申し込まれた。
僕は男です、そう断りたかったが、家の存続のため、
一葉は桃子として嫁ぐことを決意せざるをえなかった…
男の身でありながら女として扱われる屈辱感。
愛する人がいながら一葉を抱き続ける奏。
次第に快楽に溺れてゆく身体。孤独にさらされながらも、
一葉は次第に自分の気持ちがわからなくなり…。

＜独り言＞
特筆するような盛り上がりがあった記憶もないし
主人公二人に感情移入できた記憶もない。
紹介文がすべてを言い切っているw

なんでこの本を買ったんだろうなぁ。
ましてやタイトルが花嫁…(私の萌ツボとは縁遠い単語)。
一応最後まで読めたけど、読み返そうとは思えなかった。