「どこにもない国」 / 草間さかえ

★★★★☆

＜紹介文より＞

南方戦線での状況下、たびたび問題を起こしては処罰される部下・早川と、厳しい隊長の竹内。
二人の間にはある秘密があって…。
そして時代は終戦を迎え、復員船で祖国に戻った二人は共に暮らすようになるが――。
男同士の情愛の儚さを、当時の風景を濃密なタッチとともに描いた表題作とその続編。
ほか読み切り5篇を収録した、ファン必携の作品集。

＜独り言＞

戦時中の設定から現代まで、幅広く4組のCPが登場。
わーん！もっと読みたい！！
各CP1冊づつでもいい！

「情熱のイングリッシュローズ(初回限定版) / 深井結己

★★☆☆☆

＜紹介文より＞

英国貴族のアレックスと出逢った玲也は、同じ時間を過ごすうちに次第に彼に惹かれていった。
ところが、ちょっとしたすれ違いから、アレックスの所有する城に囚われの身になってしまい-？

＜独り言＞

やっつけ的なあっさい漫画で、やってもーたと思ってたけど、カバー裏のクラレンスが全てをフォーローしてくれて★2w

「長い間きみを見ていた」 / 野火ノビタ

☆☆☆☆☆

＜紹介文より＞
踏み荒らされた心に、希望は育つのか──
高校教師の白井は、生徒の赤石に恋をする。
男らしく明るい赤石が、昔片思いしていた同級生にとても似ていたのだ。
臆病な自分が再び激しい恋に落ちたことに怯える白井。
一方赤石は白井の控えめな目線に、すがすがしい恋の予感を覚えていた。でも……？
熱い涙がこぼれるまでの、長い恋の物語。


＜独り言＞
んあ!?何だこれ!?
色んな意味でひっでー漫画。
エロシーン描きたいだけなんじゃないの？
どのキャラにも共感できなかったし同情もできなかった。

くっそー。こんな金欠の時に唯一したジャケ買いがこれとは…(´；ω；｀)

「さみしさのレシピ」 / 一穂ミチ

★★★★☆(★5か迷う)

＜紹介＞
フードスタイリストの卵・知明は、ある雨の日、叔母の夫だという男・慈雨からの電話で叔母の死を知らされる。
墓参り代わりに家を訪ねると、そこで出会った慈雨は、華やかだった叔母とは対照的に、もの憂い翳りを宿していた。
同棲中の彼女に裏切られた知明は、慈雨宅に居候することに。
生活を共にするうち、慈雨に心惹かれ始める知明だが―?
ふたりぼっちのレイニー・ロマンス、オール書き下ろしで登場。

＜独り言＞
コメディスキーとしては、買ったきりなかなか読めなかったタイトル。
確かにしんみりもしてるけど、嫌じゃない。
キャラ一人一人に芯があって、しんみりというよりしっとりかな？ちょうどいい湿度。

「アロー」 / 一穂ミチ

★★★☆☆

＜紹介＞
まだ客のいないバーで葛西草がダーツの矢を放ったとき、なじみの金子が見かけぬ顔を連れて現れた。
行く宛がないというその男―同じ中学校出身らしい湯浅麦を、草はいつもの調子であっさり受け入れ、奇妙に心地いい同居生活を送ることに。
やがて、来る者拒まずのようでいて誰からも距離を置く草が、ただひとり執着する対象に気づいた麦は…？

＜独り言＞
作家買いする方のうちの1人。

メインキャラ二人のぼんやりさっつーか覇気の無さに、こっちがぼんやりしてなかなか付いていけなかったわー。

あ、それと
刺青お断りはCTじゃなくてMRIですよ。