「今夜はテイクアウトにて」 / ミナヅキアキラ

★★★☆☆(表題作は★4)


＜紹介文より＞
ファストフード店を展開する会社の企画部で働く松本景は、ある日、予期せぬ人物から一目惚れをされてしまう。
業績トップの店の店長・岩切清司だ。
それからというもの景は岩切からセクハラまがいの猛アタックを受けることに！
仕事モードに徹して岩切をあしらおうとする景だったが、ふざけているのかと思えば突然真剣な顔を見せたりする岩切に振り回されるばかりで……!?


＜独り言＞
独特のタッチでデッサンもしっかりした作家さんの初単行本。
表題作とそのシリーズがテンポ良くて一番楽しめました。
他は悪くないけど別段印象的でもなく、さらっと読了。

「極東追憶博物館」 / 遙々アルク

★★★☆☆


＜紹介文より＞
東の最果ての地―。
祖国を離れ小さな博物館の入場券係として働く青年と
受付口で垣間見たその美しい「手」に一目ぼれした学生。
嘘と誤解が積み重なり、実ることなく散るかに思われたその恋は…!?

時にユーモラスに、時に痛みを伴いながらも
全て幸福な結末に辿り着く
心に沁みる作品集。
同人誌発表作と描き下ろしも収録。


＜独り言＞
(私の中では)お待ちかね、遙々アルクさんの新刊です。
短編集ですが、作品毎のページ数が足りてない感…。
やや消化不良なような…。

一番良かったのは「楽しい俳句教室」かな。テンポが良くて。

「薄紅に仇花は燃ゆる」 / 神奈木智

★★★★☆

＜関連レビュー＞
「群青に仇花の咲く」


＜紹介文より＞
佳雨は色街屈指の大見世『翠雨楼』の売れっ子男花魁。
馴染みであった百目鬼久弥に恋し、今は想いが通い幸せをかみ締める佳雨だが、幸せの深い分だけ不安にも駆られる。
そんな中、楼主から佳雨が可愛がっている梓の水揚げを久弥に頼めないかと言われ、悩みながらも佳雨は久弥に頼むことに。
男花魁として生きる以上は避けられぬ運命に佳雨と久弥は…？


＜独り言＞
男花魁でありながら、恋人でもあり続ける佳雨が新鮮でした。
恋人と結ばれて身請けされてハッピーエンド、とはいかない切なさがイイ。
全体的には盛り上がりに欠ける気がしなくもないですが、次巻に期待も込めて★4。

「BAYONETTA」 / PS3版

★★★☆☆(箱版のレスポンスの良さがあれば★4だった)

＜紹介文より＞
これまでのアクションゲームの概念を覆すクライマックスシーンの連続、
体術と武器攻撃のコンビネーションが生み出す縦横無尽なアクションスタイルにより、プレイヤーの脳髄に直撃する最高傑作のアクションゲームが誕生!

＜独り言＞
DMCに敵うかなぁ？と期待せずにプレイ。
すぐにアクションとキャラの美しさに捕らわれるw
しかも、ベヨネったんの美しさと意外なお茶目さをさっくり楽しむ為、ベリーイージーでクリアw
いや～見とれるわ～v

ただ、PS3版は箱版に比べて動きカックカクでローディング長いけど、箱版を知らなければ我慢できるかなー。

「嘘と誤解は恋のせい」 / 小林典雅

★★★★☆

＜紹介文より＞
問）琴線に触れるＢＬをお探しのあなたに伺います。

ａ．恋のきっかけは突拍子もないものに限る
ｂ．恋愛成就効果のあるアンケートを体感したい
ｃ．『泥酔襲い受』もしくは『洞窟羞恥プレイ』というワードにちょっとピンときた
ｄ．つい味にある脇役に愛と萌えを感じてしまう
ｅ．片想い時と両想い時、それぞれを楽しみたい
ｆ．小林典雅または小椋ムクと聞くと胸がトキめく

―以上、どれか一つでも当てはまったあなたは同志です。（勇気を持って）お買い求め下さいv



＜独り言＞
なんで買ったのは覚えてませんが、気が付いたら積み本の一員でした。
手にとって気づいた紹介文に、俄然興味が湧いたので読んでみた次第です。
基本、シリアスよりコメディが好きなので楽しめました。

粗野な受が好物な私ですが、なよっと弱々しい受のコミカルな程の娼婦ぶりにフイタw(きっと笑うとこじゃないんだろうけど)
そんなシーンを朝から読んでいる自分にもフイタwww