「群青に仇花の咲く」 / 神奈木智

★★★☆☆

＜紹介文より＞
佳雨は、色街でも三本の指に入る大見世「翠雨楼」の売れっ子男花魁。
粋な遊び人である老舗骨董商の若旦那・百目鬼久弥が佳雨の馴染み客になって半年が経つ。
誰にも恋をしたことがない佳雨だったが、実は久弥に恋をしている。
しかし久弥は抱いてはくれない。
ある日、花魁の心中事件が。
その事件を調べている久弥を手伝っていた佳雨が襲われ―!?

＜独り言＞
シリーズ物とは知らず買った作品が3作目だったので、悔しくて購入したこの作品。これが1作目。
頼むからわかりやすく表記してくれ。

野暮ったい表現やら展開が気になりつつも、まぁ最後まで読めたし、次作も読みます。

「はつ恋」 / 榎田尤利

★★★★☆(★5か悩む)

＜紹介文より＞
事故が原因で2度目の高校生活を送る久我山。
大人びて冷めた瞳の久我山に、担任の曽根は親身になってくれる。
うっとうしい教師だったはずの曽根を知るにつれ、その甘い声をもっと聞きたくなってしまう久我山。
胸が痛むほどのこの想いに名前があるとすれば―恋。
しかし曽根には恋人がいるうえ、自分はただの生徒にすぎないと知り…。
それでも彼を守りたい。
未来を変えるために、今、恋をする。

＜独り言＞
これは…タイトルに相応しい初恋ぶり。
当時は遠い存在だった教師という存在も、切ない恋心も、今だから理解できるんだなぁ。

紹介文からは想像できなかったファンタジックな物語。

「スタアに愛」 / 扇ゆずは

★★★☆☆

＜関連レビュー＞
「スタアな恋」

＜紹介文より＞
大学生・みちるのヒミツの恋人は…日本一有名な大スタア★リヒト!!
リヒトと共にハリウッドに飛びアマ～イv生活を送る幸せいっぱいのみちる…だったけど最大のピンチが!!
前作「スタアな恋」よりカゲキvラブ＆Hな続編の他5作品、描き下ろしもアリ!!

＜独り言＞
表題作シリーズ以外も収録されてる短編集。

ストーリーはサクッと、あくまでもメインは濡れ場。そんな印象の1冊。

「藍より甘く」 / 一穂ミチ

★★★★☆

＜紹介文より＞
夜景、港町、観覧車。
完璧すぎるロケーションで入江暁行は「好き」と告げられた。
三年間も友達として側にいた柘植遙から。
実家が藍を作っていて、爪の先をいつも青く染めている遙。
笑うと寂しげな顔が明るくなる遙。
男なんて絶対ありえない、でも居心地いい彼の隣は手放したくない。
誰にも言えない困惑を、暁行はブログに綴ることにするが―。

＜独り言＞
あー…いいねぇ…。
恋人同士の二人より、どっちかと言うと、恋人同士になるまでの二人が好みな私にはぴったりです。
男同士の恋愛なんてありえない！って男が、どんな風に変化してくのか…細やかに書かれてます。

「DARLING」2 / 扇ゆずは

★★★☆☆

＜関連レビュー＞
「DARLING」1

＜紹介文より＞
カッコイイ転校生・トモちゃんから「ずっと好きだった」と告白されて、幸せいっぱいの理緒v
だけど、何故か最近トモちゃんの態度が素っ気ない。
はっきりと「付き合って」と言われていない理緒は、自分たちの関係に不安を覚えてしまう。
しかも、トモちゃんが留学するという噂が…。
理緒の初恋のお兄ちゃん・遥まで現れて、2人はさらにすれ違い…!?
描き下ろし付きv

＜独り言＞
1巻に輪をかけたベッタベタのコッテコテ。
これ…少女漫画じゃん…。

しかも3巻は主人公が代わって、私の苦手な医療モノな気配が…。