「レオパード白書 1」 / 扇ゆずは

★★★★☆

＜紹介文より＞
『レオパード』の人気ホスト・絢は、綺麗な顔して超銭ゲバ。
そんな絢に、強烈な王様オーラを放つ男・真行寺が声をかけた。
「お前を買ってやろう。いくら欲しい？」
そこから始まる24時間で、真行寺が絢に仕込んだのは、花嫁修業に調教系セックス…!!?
金とカラダから始まる、セレブでビッチなNo.1ラブセリエ、華やかに開幕!!

＜独り言＞
エロシーン多めな上に丁寧に描かれているので、苦手な人は注意。
のっけからの俺様ぶりに振り回されたけど、後半はコメディ色も出てきて楽しく読めました。

2巻は主人公が違うらしいです。

「 ジュテーム、カフェ・ノワール 」 / ヤマシタトモコ

★★★★☆

＜紹介文より＞
―それは、「好き」から始まった。
男に恋心を打ち明けた男。
趣味の話に花を咲かせる男女。
待ち合わせ相手の来ない女。
とあるカフェに偶然集まった３組の客と、２人のバイトで織り成される、それぞれの小さなドラマ。
軽妙でいて、時に切なく胸を打つ、ヤマシタトモコの世界が詰め込まれた、珠玉の作品集。表題作ほか、読み切り６作品と描き下ろしを収録！

＜独り言＞
はぁぁほんとこの人のセンスに脱帽。
短編ならではの良さが光りまくり。

「僕の知らない恋の話」 / 村上左知

★★★☆☆

＜関連レビュー＞
「木曜日の恋人」
「夜、君の愛を知る」

＜紹介文より＞
有間は健気で一途な天然フェロモンだだ漏れの恋人・佐伯を溺愛するが、彼はかつて隣人タナカの恋人で、自分のほうへ乗り換えさせたという過去があった。
一方元恋人から強要されたSMプレイの傷跡を残す佐伯は、有間の優しさに触れるたびに不安を覚える日々だったが……。
表題作とS攻めタナカの恋愛を綴る書き下ろしコミックほか、短編を収録!!


＜独り言＞
先にこの本を買っちゃって、後で続編だったと気付いた。
紹介文にでもわかりやすく書いといてくれないかなぁ。

んー、確かに前作読まないと内容理解できんから、計3冊買ったけど…。
先に1冊目を読んでたら、続きは買わなかっただろうな、て程度。

「夜、君の愛を知る」 / 村上左知

★★☆☆☆

＜関連レビュー＞
「木曜日の恋人」

＜紹介文より＞
体だけの繋がりでしか関係を築けなかった皆見と、同じゲイでも恋愛に慣れた、優しい恋人の来島。
過去の恋愛にトラウマを持つ皆見は、優しい来島に深入りすることを恐れていた。
そして別れの予感を抱きながら、はじめての夜を迎える―。
表題作の続編描下ろしほか、不器用な恋人達たちの恋の6編。


＜独り言＞
「木曜日の恋人」と同じ理由で購入した作品。

う、うーん。
すべてがビミョーすぎる…。

「木曜日の恋人」 / 村上左知

★★★☆☆

＜紹介文より＞
木曜の休診日、特別に治療をした幼馴染の誠は、10も年下の高校生で俺の初恋だった――。
歯科医×高校生の恋を描いた表題作ほか、給食のお兄さん×化学の先生、
愛に臆病なサラリーマンたちの恋など、描き下ろしを加えた6編を収録!


＜独り言＞
ジャケ買いした「僕の知らないで恋の話」を読もうとしたら、続編だった…！
というわけで前作(この「木曜日の恋人」と「夜、君の愛を知る」)を購入。

「切なく優しい恋の6編」とありましたが、切なさは微塵も感じられず…。
まぁ、今まで読んだこの人の作品では一番マシだったかな。