「3軒隣の遠い人」／鈴木ツタ

★★★★☆

＜紹介文より＞
3歳年上の幼馴染と、10年ぶりに再会!?
サラリーマンの光也が転勤先のアパートで隣人になったのは
兄の親友で初恋の人・昇。
中学3年生の時に強引にキスをして以来
昇に避けられて続けていた光也。
それをずっと後悔していたのに
昇といると唇の感触を思い出しては封印した想いを募らせて―!?

＜独り言＞
表題作「3軒隣の遠い人」ともう1本「海の上でみる夢」が収録されている。
私は「3軒～」の方が断然好きだな。
兄弟に幼馴染も加わった嫉妬(恋愛絡みでなく)は気持ちわかる。
おまけに利光バリに妹ラブな私は、
光也みたいに妹からウザがられてるのかな…と
不安にさせてくれたw

この人の描くあとがきも好き。
「3軒～」に並ぶくらい好きだ。

※以下、ネタバレ有。

「3軒～」について。
大人になった光也なのに、昇くんの前では10年前の口調ぽくてｶﾜﾕｽ。
そしてピュア…！眼つき悪いピュア君…！萌えた。
イチオシセリフは、昇くんの「恥ずか死ぬ」
爽やかハッピーエンドで読後感も良い。

よし今読み終わったところだが
もう1回読もう。

あ、そういや光也が苦情係君に買ってきたお弁当ってあそこのお弁当だよね…。
(今手元にその本が無いから調べらんないけど。)