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レビューいろいろ自分用。 毒舌とBLがお嫌いな人は見ないで。ほんと。
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★★★★★

<関連レビュー>
「楽園建造計画」123 / 高遠琉加

<紹介文より>
パレス・シャングリラ五反田に、蝶野を訪ねて一人の清楚な美女が現れる。
彼女を避ける蝶野に、いかにもわけありな雰囲気を感じ取る三木だったが、お節介を焼いたはずみでなぜか二人で瀬戸内海の小島へ旅行へ行くハメに。
そこで知った彼女にまつわる蝶野の過去は、普段の彼からは想像もつかない激情を秘めていた。
心を許した人においていかれるのは嫌なのに、掴みきれない蝶野を気にかけてしまう三木。
蝶野が長い旅に出て消息不明の間も、その存在は常に心を揺さぶり続けて-。
ひとつ屋根の下の青春群像劇・最終巻。
書き下ろしは、屋敷と皐月の追いつめられた関係の終着点『さよならを教えたい冬-そして、春』、三木と蝶野のその後の日常風景『楽園建造計画続行中』。

<独り言>
恋愛など人同士の感情のやりとりを楽しむというより、登場人物を取り巻く環境を楽しんだ。
季節毎の空気とか。
武蔵野の風景とか。
桜の散る色とか。

経験したことがないのに懐かしいような、パレス・シャングリラ五反田の始まりから終わりまでを、終わりから未来を、巣立って行く彼らの姿を読み終えるのが寂しくて後半はなかなか読み進まなかった。
涙が出そうで、喉がつまって。
読みながら、自分の学生生活の終わりを思い出した。
これからなんでもできそうで、未来に視線が向いてて、毎日笑ってた。
せ…切ないなぁ…。
今は、学生時代とは違う自由があるけど、同じだけ不自由も不安もあるもんなぁ。

作品の構成も良かったなぁ。
メインの年代と過去の物語が交互に読めて。
三木たちの物語を読みながら、美延達の片鱗もうかがえ、懐かしい気持ちがするのねぇ…。

※以下、ネタバレ含む。

リンク作も切な過ぎた。
暗くて醜いかもしれないけれど、正直すぎて直視したくない感情がいっぱい…。
仕事前の通勤時間中に読むにはヘビーだったなぁ。最後を読むまでは。
締めくくりは、みんなハッピーこれぞ大団円!
楽園を垣間見れたこの作品に出会えて良かった。
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■はじめに&存在意義■
「やおい」「BL」「ホモ」という単語を知らない人や嫌悪感を持ってる人は、即刻閲覧をおやめください。
↑とっても大切。
守らないと痛い目にあいます(私が)。

見たり読んだりした作品を忘れてしまい、 二度買い三度買いしてしまうアフォな自分用の覚書ブログ。
時に妄想含む。
■評価基準■
☆☆☆☆☆(星0)~
★★★★★(星5)で評価。
すべては私の感性が基準。

★★☆☆☆以下はオススメできず、
★★★☆☆以上ならオススメできる、といった感じでお送りしてます。
プロフィール
HN:
マエカ
性別:
女性
自己紹介:
ここ十数年は商業誌を読むことから遠ざかってましたが、何を思ったのか5年前から商業誌再燃。
なのでレビューでは古い作品も今更ながらに記事にしてます。
あぁ洗うつもりのない足を洗う機会を失った…。

傾向としては、酔っ払ったり、寝不足だったり。
熱しやすかったり、冷めやすかったり。
時に毒舌。
管理人へ通ずる道。
御意見・御感想があればどうぞ。
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