「FLESH&BLOOD」(10)／松岡なつき

★★★★☆

＜関連レビュー＞
「FLESH&BLOOD」1,2,3,4,5,6,7,8,9／松岡なつき

＜紹介文より＞
異端審問の牙城・スペイン宮廷で、告発されてしまった海斗。
唯一の救いは、ビセンテが通訳として傍にいてくれること。
いつでも冷静で優しい緑の瞳が、不安に挫けそうな心を支えてくれるのだ。
フェリペ2世の計らいで、有能な弁護士がついた海斗は、審議の一時休廷に成功!!
ところが安堵したのも一瞬、情報漏洩を危惧するウォルシンガムが放った暗殺者に、海斗は毒殺されかけて!?

＜独り言＞
10巻です。
口絵と挿絵が復活していました。
無くても困りませんが、有ると眼福です。

※以下、ネタバレ含む。

この独り言も、ややこしい名前覚書としてしか機能してないね。
レビューにもなってないね。

いいんだ。

ペドロ・デ・サラテ
→トレド異端審問所出身。
　カイトの異端審問の審問官をしている。

キローガ枢機卿
→『スプレマ』と呼ばれるマドリードの最高異端審問会議長官。
　カイトの異端審問の審問官をしている。

マリア
→フェリペ2世の妹

アスコリ大公
→アントニオ・デ・レイバ。
　晩禱で女性に悪さをし、ビセンテに捕まえられたおバカさん。
　ビセンテに恨みを持っている。
　アロンソ・デ・レイバの親戚。

カルピオ侯
→アスコリ大公の仲間。

カスタネダ伯
→アスコリ大公の仲間。

ルイス・コルドバ
→騎士。
　アスコリ大公の仲間。

エボリ公爵夫人
→アナ・デ・メンドーサ・イ・デ・セルダ。
　フェリペ2世のかつての愛人。
　フェリペの他に愛人を作ったとして、不興を買い
　息子・パストラーナ公により屋敷の塔に軟禁中。
　隻眼の美女(推定50歳代)。