「しあわせにできる」(8)／谷崎泉

★★★★☆

＜関連レビュー＞
「しあわせにできる」1,2,3,4,5,6,7／谷崎泉

＜紹介文より＞
君を皇から奪おうと思っている―
久遠寺の兄・昴にそう宣言され、キス写真を撮られた本田は、
誘われるまま昴の待つホテルに一人で向かう。
罠と知りながら、言葉巧みな昴にからめとられ薬を盛られたうえ、
ベッドルームで服を脱がされ絶体絶命のピンチに陥るが―。
兄弟の確執を知った本田は認められずにいた久遠寺への想いと素直に向き合い、ついに二人はお互いの気持ちを通じ合わせることができた。
しかし昴の策略は終わらず、始まったばかりの白金での同居生活も風前の灯火。
姑息な手口に、ついには怒り心頭に発した久遠寺が公衆の面前で昴を殴りつけるという事態に―!?
波乱の第一部クライマックス!
書き下ろしは本田の出生の秘密編。

※以下、ネタバレ含む独り言。

ほ、本田さん！危険シチュエーションに飛び込みすぎです！
何度危機一髪を味わえば済むの。
ちょっとは自分を大事にしてくださいよ…。

8巻では甘え放題の本田さんが見れます。
今までの7冊分、これでもかってくらい甘えてます。
くぅんくぅん鳴いている捨てられた仔犬がいますw

番外編は、雪彦の出生にまつわるお話。
静寂で激しい愛情。