「蛇恋の禊」 / 沙野風結子

★★★★☆

＜関連レビュー＞
「蛇淫の血」

＜紹介文より＞
平凡な大学生ながら不可抗力によって岐柳組次期組長に据えられた円城凪斗。
常に傍に控えている、恋人で補佐でもある角能堯秋に支えられ、戸惑いながらもその重圧に耐えていた。
だが、代目襲名を控えたある日、敵対組織に襲撃された凪斗を庇い角能が負傷してしまう。
いつか、自分の為に命を落としてしまうと恐れた凪斗は次第に角能と距離を取るようになる。
心身共に結びついていた二人の亀裂は広がるまま、岐柳組は抗争に巻き込まれていき―。

＜独り言＞
ひゃー…
濃ゆいよぅ
痛いよぅ
重いよぅ
…ほのぼのが恋しくなりました。

「蛇淫の血」 / 沙野風結子

★★★★☆

＜紹介文より＞
「お前は俺に与えられた玩具だ」
凪斗を平穏な大学生活から引きずり出し、監禁した男は言い放った。
その男・角能は、岐柳組組長の隠し子である凪斗が跡継ぎ候補になったこと、凪斗のボディガードを自分が務めることを告げてきた。
だが、冷めた目、嬲るような扱いは、凪斗を護る者のものとは思えない。
そして凪斗は催淫剤のせいで浅ましく角能を求めてしまう。
弄ばれるたび、凪斗は屈しまいとしていた心が壊されていくのを感じる―。

＜独り言＞
続編を読むにあたって久しぶりに読み返しました。
ヤクザものは腹いっぱいだったんだけど、二度目の読書でも楽しめました。

「少年花嫁」 / 岡野麻里安

★★☆☆☆

＜紹介文より＞
都内の高校に通う十七歳の松浦忍。
童顔で女に間違われるほどの美貌のほかは、ごく平凡な高校生だった。が、ある日突然、普通の人間には視えないはずの妖を目撃し、一人の少年に助けられたことから運命の歯車が動きはじめる。
忍を助けたのは、陰陽師の香道・御剣流の後継者である御剣香司。
圧倒的な力と美しさを持つ香司は、忍の類希なる霊力を見抜き、失踪した婚約者の代役に立てようとするが!?

＜独り言＞
やっぱりこの作家さんの安易な表現が気になるなぁ。
底が浅いっちゅーか。
続きは買いません。

「Beauty Beast」5(完結) / 七地寧

★★★☆☆

＜関連レビュー＞
「Beauty Beast」1,2,3,4 / 七地寧

＜紹介文より＞
門司の丹念な愛撫は、真也の肉体をさらに変化させた。
義理の父と子という関係を越え、濃密な空気をただよわせる二人の間で、成長しつつある三人の仔は複雑な想いを抱く。
咲月をはじめ、多くの一族が彼等を見守る中、真也の身体に生まれた変化に気付いた別の一族の思惑が、二人の蜜月に影を落とす。
大人気シリーズ、感動のクライマックス!

＜独り言＞
とっくの前に読み終わってたのに今頃レビュー…。
良かったよメモ残しといて。
今やほとんど覚えてねぇw

以下、当時書いたレビュー↓

前々から気にはなってたが、やっぱり変わってないなぁ。
この誤字・誤変換の多さ。
脳内補完するけどさ。
まだ気になる所が。

余計な説明多すぎない？
それって本筋に関係あんの？みたいな内容がつらつらと。
ある程度なら、物語の世界観や主題を伝えるものとして必要なんだろうけど、これは多過ぎ。
もっと絞って欲しいなぁ。
物語もキャラも。

「夜の乱入者」 / 椹野道流

☆☆☆☆☆

＜紹介文より＞
トラウマから他人と接することに怯える小説家の斎藤和は、ある夏の日、暑さにへばっていた黒猫を介抱した。
以来通ってくるその猫・クロスケとのささやかな交流に安らぎを覚える和の前に、突如、猫耳尻尾付きの全裸男が現れる。
自らをクロスケだと主張する彼は猫神様で、恩返しにきたという。
仰天したまま押し倒され、気持ちいい恩返しをされてしまった和。
ずっと傍にいると約束してくれたクロスケの温もりに包まれ、固く閉ざしていた心が癒されていき…。

＜独り言＞
小説ならではの面白さが全く見当たらない。
最後まで読めなかった。