「間の楔」(1) / 吉原理恵子

★★☆☆☆


＜紹介文より＞
歓楽都市ミダスの郊外、特別自治区ケレス―通称スラムで不良グラープの頭を仕切るリキは、夜の街でカモを物色中、手痛いミスで捕まってしまう。
捕らえたのは、中央都市タナグラを統べる究極のエリート人工体・金髪のイアソンだった。
特権階級の頂点に立つブロンディーと、スラムの雑種―本来決して交わらないはずの二人の邂逅が、執着に歪んだ愛と宿業の輪廻を紡ぎはじめる…!!


＜独り言＞
懐かしさのあまり購入…。
し、塩沢さん…っ
↑カセット文庫の声優さんは思い出せても、原作を読んだかどうかは思い出せないなぁ。

…と思いつつ読了。

言い回しがクドくて鼻につく。だっさ。
作品が古いから？作者の色？
どっちにしろ読むのに疲れた…。
でも既に3巻まで購入済みな自分には、呆れを通り越して感心するわ。ﾊｧ。

「支配者の恋」 / 岩本薫

★☆☆☆☆


＜関連レビュー＞
「共犯者」
「征服者の恋」
「独裁者の恋」


＜紹介文より＞
極秘来日したアラブの小国マラーク王国の第二王子・ラシードの身近警護を任されることになった警視庁警護課に勤務する東堂桂一。
しかしラシードは、恐ろしくワガママで横暴な女たらし。
同じく極秘で来日し入院中の父王の見舞いにもなぜか行こうとせず、遊ぶために外出を続ける年下のラシードに苛立ちを隠せない桂一だったが『あんた俺の護衛だろ?だったら言うことを聞けよ』とラシードに押し倒されて…!?
逆らうことさえ許されない、運命が支配するこの恋―。
岩本薫が贈るスペシャル・ラブ・ロマンス登場！


＜独り言＞
や…ナイわ…。
ストーリーが有りがちすぎてナイわ…。
こんだけページ使ってこれか…。
先の読めない私のオツムでも展開読めすぎ。
プロに徹して無いSPｶｺﾜﾙｲ。

「誰かが彼に恋してる」 / ごとうしのぶ

★★☆☆☆

＜関連レビュー＞
「誘惑」
「プロローグ」



＜紹介文より＞
ギイに誰かが恋してる―?
戸惑いや不安を感じつつも、ギイの深い愛情に包まれ、強くなろうと決意するタクミ。
文化祭直前の賑わいの中、周囲の目を忍び過ごす時間に、一層絆を深めるタクミとギイだが、そんな2人を見つめる視線に、タクミはまだ気づくことなく―。
恋に進路に悩みつつ、ギイの惜しみない愛情を受け、成長しようとするタクミとそんな彼を全力で愛そうとするギイ。
「お前のこと、オレが絶対守るからな―」
2人の絆が心を熱くする感動の2学期バージョン！


＜独り言＞
わーわー2010年も間近に迫っているというのに、相変わらずこの作品は時間が止まってますね。
作中の時間経過だけでなく、会話のテンポや単語からして時代が停止してます。演出？
結局1冊かけて何を言いたかったのかよくわかんないし…。
ましてや「2人の絆が心を熱くする感動」なんてどこにもなかったw

毎回文句言いながらも買って読んでしまう、私の頭も思考停止してます…なんで買っちゃうんだ…。

「恋ひめやも」 / 英田サキ

★★★★☆

＜紹介文より＞
「想うだけでいいから、先生を好きなことを許してほしい」。
結婚目前で参加した高校の同窓会で、担任教師の水原と再会した棚橋。昔の地味な印象とは裏腹に、艶めく笑顔の水原に、急速に惹かれていく。
恋人より今は先生と一緒にいたい…。
けれど、ある日突然「もう家に来るな」と拒絶され!?
今ならまだ引き返せる、なのに想いを断ち切れない―執着も嫉妬も肉欲も、初めて知った真実の恋。


＜独り言＞
あれ…似たような作品を読んだなぁ。
ひょっとしてイラストも同じ人？w…という事に、半分まで読んで気が付いた(遅)。
キャラ設定が似てる部分もあったけど。ま、そんなこともあるさ。

あとがきで「地味だからニーズに背いている話」とご自分で評されてたけれど、そうは思わないなぁ。
表面上地味でも内容がしっかり有ればいいと思うの。

「斜向かいのヘブン」 / 砂原糖子

★★★☆☆


＜紹介文より＞
「俺、吸血鬼だから」
無口で無愛想な上司・羽村の口から、とんでもないことを聞かされた久条。
勿論本気になどするはずもない。
久条はムキになって羽村の思い込みを正そうとするが、彼は頑なだった。
だが共に過ごす時間が増えるにつれ、実は人と話すのが好きだったり、食玩集めが趣味だったりといった意外にかわいい素顔を知り、久条は羽村に惹かれ始める…。
ほんのり不思議テイスト、年下攻リーマンラブ!!


＜独り言＞
ラノベだしBLだし、何も考えずに読むのがいいよ！
(考えると先に進めなくなる…)