「FLESH&BLOOD」(5)／松岡なつき

★★★★☆

＜関連レビュー＞
「FLESH&BLOOD」1,2,3,4／松岡なつき

＜紹介文より＞
エリザベス女王の晩餐の席で、マニング主教毒殺の嫌疑をかけられた海斗。
ジェフリーの必至の抗弁もむなしく、海斗は牢獄送りになってしまう。
「なんとしても、カイトへの拷問を止めさせる!!」
ジェフリーは、海斗の無実を証明すべく
ナイジェルとともに主教の教区ウィンチェスターへと急ぎ旅立つ。
けれど、彼らに与えられた期限は4日間のみ―。
海斗の生死を懸けた、緊迫の第5巻!!

＜独り言＞
5巻です。
いつまで経っても片仮名キャラさん達に振り回されています。
キャラだけでなく地名にもブンブン振り回されています。

「ソリッド・ラヴ」(吾妻＆伊万里シリーズ1)／榎田尤利

★★★★☆

＜紹介文より＞
「選択肢はみっつある。逃げるか、受け入れるか、試してみるか」
女子社員人気No.1の新入社員・伊万里敦彦は同じ男でもつい目で追ってしまうほどいい男だ。
おまけに仕事もよくできる。
そんな伊万里から告白された吾妻。
ホモじゃないはずなのに、伊万里に触られるのは気持ちがよくって、
もっと近くに伊万里を感じたくなる。
そんな時、ふたりの気持ちがすれ違い…!!
吾妻、パーフェクト男・伊万里を翻弄する!?

＜独り言＞
主人公の吾妻くん(受)がかーわいいの。
失敗を恐れなくて、前向きで一生懸命。
彼の一人称で物語が進められていくから
ちょっと軽いノリでサクサク読める。

んで、なんといっても私の激ツボだったのは
普段はクールなのに、ほんとは嫉妬深くて独占欲強設定の攻ですね!!
大好きです。

脇キャラもいい味出てたしとっても楽しめました。

「グレイ・ゾーン」／久能千明

★★★☆☆(うーん。思ったより…。)

＜紹介文より＞
トップエリートの警察官だった片岡亜久利に憧れて警察官になった香坂譲。
警察を辞め、自分の前から完全に姿を消してしまった亜久利に
街中で偶然出会った譲は、亜久利を引き止めようと身体の関係を持つのだが―。
素直になれない男たちの、プライドと純愛。
久能千明が描き出す、極上のボーイズラブストーリー。

＜独り言＞
この方の作品を読むのは「青の軌跡」(1995年)以来かも…。
今回はジャケ買い。
そして帯買い。

イラストが蓮川愛さんで、
帯には「自制心は、品切れだ。」
…!!!(本屋で身悶えた)
これは買うしかないでしょ!!

「獣の妻乞い」／沙野風結子

★★★☆☆(ｷﾞｬｰｽｷﾞｬｰｽ叫びながら読んだ)

＜紹介文より＞
通り魔に襲われた高校生の由原尚季は、狩野飛月という男に助けられる。
強引な手口により、飛月と一緒に暮らすことになった尚季は、
凶暴そうな見た目に反し、無邪気で優しい男に急速に惹かれていく。
だが、仕事に行くたび尋常さを失う飛月に、尚季は昼夜を問わず荒々しく抱かれるようになる。
次第に獣じみていく飛月の異変に不安を覚える尚季は、彼が凶悪犯罪者を抹殺するため、秘密裏に造られた「猟獣」だと知り―。

＜独り言＞
ﾊｲ!ﾊｲ!　言いたいことがあります！ﾉｼ
まず紹介文。
これって物語のサワリどころか、結構なところまで紹介しちゃってない？
もちょっと楽しみ残しといてよー。

次に帯に物申す！
「俺とセックス―　交尾、したい？」
って!!
帯でなんつー破廉恥な単語を振りかざすんですかっ
しかもわざわざ交尾って言いなおさなくてもいいですから！
「あ、そうだ、人間じゃなくて獣じゃん？」
みたいに思い出したように言い直さなくても！
あーレジの人が女性＋自分が花粉症のマスクしてて良かった…。
こっぱずかしい帯とかジャケットとかカンベンしてくださいホント。
口絵を見られるのが恥ずかしくて「カバーつけてください」って言えない者の身にもなって下さいよ…。

でもこの人の作品は好きです。
って言っても他に2作品ほど読んだだけですが。

「FLESH&BLOOD」(4)／松岡なつき

★★★★☆(内容は面白かったんだけど。)

＜関連レビュー＞
「FLESH&BLOOD」1,2,3／松岡なつき

＜紹介文より＞
長く活気に満ちた航海を終え、ついに母港プリマスへ―。
宝の山とともに凱旋帰国した海賊船の船長ジェフリーと海斗達。
ところが2人を出迎えたのは、海斗が最も恐れていた男、
間諜組織の元締めウォルシンガム長官だった!!
女王陛下の召還命令のもと、海斗は不安と動揺を押し隠し
ジェフリーと一緒に王宮へと赴くが…!?
権謀術数渦巻く、花のロンドン宮廷編!!

＜独り言＞
4巻です。
…く、苦労しました…。
何がって…
片仮名のお名前ですよぅ！(ココ参照)
ただでさえ苦手な片仮名キャラ名がわんさと…!!
あぁぁぁorz