「FLESH&BLOOD」(13) / 松岡なつき

★★★★☆

＜関連レビュー＞
「FLESH&BLOOD」1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12

＜紹介文より＞
仲間に絶対病気を移しちゃいけない―。
帰還の船旅の最中、海斗は自ら隔離された部屋で寝起きし、どこか心ここにあらず。
そんな海斗に、敏感に秘密の匂いを感じるジェフリーは、触れられない苛立ちを隠せない。
けれど、ウォルシンガムの目を逃れ、無事プリマスに帰港したその夜。
欲情を抑えきれないジェフリーは、強引にキスを奪おうとするが、抗う海斗が、激しく咳き込み喀血してしまい…!?

＜独り言＞
13巻出るのすごく早くない!?
雑誌に掲載されてた番外編が入ってるのかと思えばそうでもないし…。
いや、すごく嬉しいんですけど…ね…。
結局いいところで終わってるから、また次巻が出るまで身悶えを味わうだけというか…。
早く14巻…。
そして無限ループw

「FLESH&BLOOD」(12)（初回限定版） / 松岡なつき

★★★★☆

＜関連レビュー＞
「FLESH&BLOOD」1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11

＜紹介文より＞
海斗救出を阻む最大の敵・ビセンテは不在!!
その間隙をついて、海斗奪還に成功したジェフリー一行。
けれど再会の喜びも一瞬、逃亡の旅に出ることに。
道中、病を押し隠す海斗は、次第に短くなる咳の発作に、内心不安を募らせていく…。
一方、いち早く罠に気づいたビセンテは、猛追跡を開始して!?
追う者の希望と追われる者の命を賭けた、息詰まるスペイン脱出行、ついにクライマックス。

＜独り言＞
息もつかせぬ展開に、時間も忘れて読みふけり、そして涙ぐむ。
お、お気に入りのビセンテが…!!
その次にお気に入りのナイジェル視点の小冊子も切ない…。

そうそう、案の定前巻までの記憶を綺麗さっぱり洗い流していた私なので、無駄な抵抗はせず、1巻から読み返しました。
また13巻が出た暁には同じ事をするんだろうなぁ。
てか次が出るまで、このざわついた気持ちを引きずっていくなら、いっそ忘れたほうが楽かw
うん、そうだ。それがいい。

(※レビューの下書きは12巻発売当時に書いていたので、今となっては内容の辻褄が合わないけど…13巻もう出てるし…でもま、いっか。)

「征服者の恋」 / 岩本薫

★★★☆☆

＜関連レビュー＞
「独裁者の恋」

＜紹介文より＞
父の死後、柏樹建設を継いで社長になった尚史のもとに突然舞い込んだ『建設業界の帝王』と名高い建築家・塚原新也からの仕事の依頼。
傲慢な態度で挑発された尚史は、反発しながらも仕事を受けることになるのだが、ある日偶然にも塚原にかつての恋人ともめている現場を目撃されてしまう。
軽蔑され、仕事を下ろされることも覚悟していたのに、恋人と別れたことを知った塚原が尚史にしたキスは情熱的で…？
どうしようもなく、貴方に溺れて堕ちていくこの恋――。
岩本薫が贈るスペシャル・ラブ・ロマンス登場！

＜独り言＞
ロッセリーニ家の息子シリーズのリンク作。
そういや、シリーズ読んであるけど
まだレビューしてないなぁ。

この作品に関しては、うん、まぁ王道的な？

「いとし、いとしという心」 / かわい有美子

★★★★☆

＜紹介文より＞
京都の格式ある名旅館「井筒屋」の若き当主が亡くなった。
彼を密かに恋い慕っていた侑央は悲しみにくれる。
一方、葬儀で帰省してきた当主の弟・千秋は、次男として当然経営を継ぐと思われていたが、旅館を売却すると言い周囲を驚かせる。
かつて一途に兄を想う侑央の想いと秘めた欲望につけこみ、関係を持っていた千秋だが、今度こそその心ごと自分のものにするため、侑央にある提案を―。
乱れる心と身体は誰のために…書き下ろしあり！

＜独り言＞
京言葉＋一人称ボク＋攻＋腹黒＝粘着感うp！
しゅてき！
でも思ってたより黒くない物語だったな～。

「恋人は悪徳商人!?－接吻両替屋奇譚－」 / 岡野麻里安

★★★☆☆(3か4で迷ったけど様子見で3)

＜紹介文より＞
高校一年生になったばかりの美少年・八雲泉は不運体質で貧乏籤ばかり引いている。
ある日、泉はとんでもない事件に巻きこまれ、高額の借金を背負ってしまう。
新宿二丁目のゲイバーに売り飛ばされ、逃げだした泉が偶然飛びこんだのは、絆と妖のお金を交換するという不思議な両替商『玉屋』。
その社長で美貌の青年、諏訪雪彦との出会いが泉の運命を大きく変えることになる！
新シリーズ、波乱の第一幕。

＜独り言＞
言葉遣いやシチュエーションが、そこはかとなく昭和臭w
ビルの最上階の部屋から、ブラインド越しに外を眺め呟く斉牙…！
太陽○ほえろですかw
でも嫌いじゃないの…。