「リロード」 / いおかいつき

☆☆☆☆☆



＜紹介文より＞

お前を抱くのは俺だ―。
警視庁に勤める検挙率No.1刑事、河東一馬と、科学技術捜査研究所のクールで優秀な研究者、神宮聡志。
ふたりは反りが合わず、会えば度々ぶつかっていた。
しかし、ある事件をきっかけにふたりは身体の関係を結ぶことになってしまったのだ―…。
女好きで極ノーマルな一馬と、男が好きだが攻めの聡志。
またしてもここで激しい衝突をすることに。
ワイルドな行動は刑事と白衣のエリート研究者、果たして主導権を賭けた駆け引きに勝利するのはどっち!?
男のプライドがぶつかり合う、ラブアクシデント!!



＜ひとりごと＞

シリーズ3作目とは知らずに買った「シャッフル」…。
仕方ないから1作目「リロード」も買いましたが、ちらっと読んで…なんだか肌に合わないなぁと積んでしまって幾星霜。
ええ、ええ。まだまだ積み本消化キャンペーン中。

この度読み返してみましたが、やはり肌に合わない薄っぺらい文章でした。
人物以外の描写が薄すぎて空気伝わんない。
全く物語に引き込まれなかったので読むのを止めました。
我慢してまで読む余裕ないなぁ。今は。

「月を抱いた」 / 夜光花

★★★★☆(★3か迷うところではあるけれど、執着攻好きなので4に。)



＜紹介文より＞

恋人だった了のもとから逃げ出して四年―。
直樹は住む所を転々とし、まるで逃亡者のような生活を送っていた。
自分が幼い頃に犯してしまった罪を了にだけは知られたくない。
ばれて軽蔑され、嫌われるのが怖い。
そんな直樹の思いとは裏腹に残酷な運命は二人を再び引き合わせてしまう。
四年前と少しも変わっていない了の甘く激しい求愛と、決して知られてはいけない罪の意識に、直樹は次第に追いつめられてゆく…。
妖しく危ういセンシティブラブロマンス。



＜ひとりごと＞

積み本消化中。
夜光花さんの初出版物だったのか…。
最初から暗い話書いてたのねぇ。

口絵がさー気になるのよね。
なんで濡れ場で受の顔だけ出てて、攻の顔(どころか髪すら)は出てないんだ と。
表紙の攻と違う人物なのか と。
そこで足を取られて読む気にならなくて、積み本キャリア数年の重鎮に。私こそセンシティブだよ…。
そしてよく見ると、口絵には攻の名前が書かれてたよ…ちゃんと見ようぜ私。どんだけ非センシティブなんだよ…。

えっと、以下本題(ネタバレになるかな…？)。

「君を殺した夜」 / 夜光花

★★★☆☆



＜紹介文より＞

「ここから飛び降りたら、お前を好きになってやる」。
10年前、幼馴染みの聡の告白に幸也が出した条件だった。
何においても優秀な聡が妬ましくて、酷く傷つけたかったのだ。
そんな幸也が勤める中学に、聡が新任教師として赴任してきた。
聡は「お前に罪の意識があるなら、身体で償え」と、幸也に強引に迫る。
けれど、聡は辛辣な言葉とは裏腹に、優しく幸也を抱きしめてきて…!?



＜ひとりごと＞

いつ買ったのかもわからない積み本消化中。
執着攻好きなので、たぶんどこかのレビューを読んで買ったんだろうなぁ。

暗…。
基本コメディ好きなので、重くて暗い話しは読むのに体力使います。
でもいっそもっとドロドロの愛憎劇で救われない二人の方が良かったのかなぁと。
最後がアッサリしてて、やや中途半端な気がするので。

「いけにえは愛に身を捧ぐ」 / あさひ木葉

☆☆☆☆☆



＜紹介文より＞

国の守り神への生け贄となった翡翠は、その神・碧王に陵辱されてしまう。
「一滴残らず、絞りとってやるよ」碧王の操る蔦に縛められ、猛々しい雄で貫かれた。
虜囚の身となり辱めに悶える翡翠だったが、己を貪る碧王の眼差しに深い孤独を見る。
国を富ませるために精気が必要とはいえ、翡翠を犠牲にすることで碧王もまた傷つき、自分を責めているのだ。
翡翠は、その傷を癒し碧王に寄り添いたいと思うが、彼には呪がかけられていて―。
孤独な神に捧げられた、真摯な愛の結末は…？



＜ひとりごと＞

妹から「買ったけどクソおもんないから読んでみてw」と渡されて何年経ったかな…。
積み本を整理したかったのでやっと手に取りました。

が、なんとも貧相な文章…独りよがりのオナヌー小説はとても最後まで読めませんでした。
時間勿体ねーわ。

「海賊王子の虜囚」他、KISSと海賊シリーズ全4巻 / 五百香ノエル

★★★★☆



第1作：「海賊王子と虜囚」
第2作：「愛の屈辱」
第3作：「愛の嵐」
第4作：「海賊王国の永遠」



＜第1巻「海賊王子と虜囚」紹介文より＞

“花の王国”アディー・アイラの第七王子―美貌のルビーローズは、自国の崩壊に加担した“海賊王国”マリーナの、紅い瞳の王子アリへの報奨として、その身を奪われることとなった。
奴隷としての印をつけられ、アリの国に連れ帰られる船の中で凌辱されたルビーローズは、屈辱とは裏腹にはじめて悦楽を知るのだったが…。



＜ひとりごと＞

王子「アリ」と、さらわれて奴隷になっちゃった元王子「ルビーローズ」の物語。
ありがちなネタだし、全編通してポップコーン映画のような軽いノリ。
シチュエイションから考えると重くなってもいいはずなんだけど、漂う空気は軽いなぁ。
アリ王子のどこにそんな魅力があるのかイマイチ掴めんのぅ…な、お山のアホ大将丸出し王子に若干呆れつつも、選別の為に再読了。
浮気癖のある攻が苦手な人は要注意。